3月から6月ごろに出回る春キャベツ。スーパーなどで陳列されているのを見ると、そばに回収用のポリバケツが置いてありますよね。そこに外側の葉を捨てていませんか?
でも、外側の葉って本当に捨てないといけないのでしょうか?
農薬や汚れの害があるものだったら、食べてはいけないので必ず捨てるように注意書きがあるはず。でもそんなの見たことないですよね。
それなら捨てなくてもいいんじゃないかと気になります。
ということで、春キャベツの外側の葉は食べても良いのか、農薬や汚れなどは心配ないのかという点についてお伝えいたします。
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春キャベツの外側の葉は食べてもいいの?
春キャベツの外側の葉、スーパーでポリバケツに捨てなくても家で使う時に取り除いていませんか?実際私もずっとそうしてきました。
でも、なんと、食べられるんですよ!
栄養価においては外側の葉は、内側の葉よりも高いということがわかっています。
外側の葉は濃い緑色をしていますよね。そこの部分にはβカロテンやアミノ酸、カルシウムが多く含まれています。
中でもβカロテンは、体内で必要な量だけビタミンAに変換され、夜盲症予防や美肌、がん予防などに効果的で健康には欠かせません。
また、外側の葉と芯の周りは、ビタミンCが豊富で、大きな葉2枚で1日分のビタミンCが摂れるほど。風邪やストレス対策に有効です。
そうなると、捨ててしまうのはもったいない気がしませんか?
「キャベツの外葉は捨ててあるものを、拾ってでも食べてほしい部位です」と言われている方もいるくらいです。栄養価を考えると当然ですね。
生ではちょっと…と思っても、加熱することによって、おいしく食べられます(後でレシピを紹介します。)
キャベツの外側の葉を捨てるのは農薬や汚れが原因?
栄養価があるとはいっても、外側の葉というと、農薬や汚れが気になりますよね。
でもご安心を!
心配な農薬や土汚れがつくのは、一番外側の葉だけ、です。
そしてその一番外側の葉は、収穫の際、キャベツ畑で剥がされます。
店頭に陳列する時には、さらに1枚剥がされることが多いそうなので、心配なく全部食べられます。
ただし、調理前には、水洗いをしっかりしましょう!
これで農薬や汚れの心配はなくなりましたね。でも実は外側の葉が捨てられるのには、他にも理由があります。
それは、“かたくて青臭い”からです。
春キャベツは、他の品種に比べると、みずみずしくてやわらかいのが特徴です。
なので私も春キャベツは、生でバリバリ食べるのが大好きです。
でも、外側の葉となると、やっぱりそのかたさと青臭さが気になってしまいます。
それを解消するには、先程も書きましたが、加熱です。加熱することによって、柔らかくなり青臭さも取れ、美味しく食べることが出来ます。
春キャベツの外側の葉をおいしく食べるレシピ
では、春キャベツの外側の葉をつかったおすすめの料理を紹介します。
レンジでチンしてやわらかくしてから使いましょう!
作り方の参考になるレシピのサイトも紹介します。
キャベツ入りメンチカツです。メンチカツの材料に刻んだキャベツ(外側の葉)を入れるだけ!
餃子に入れる野菜をキャベツの外側の葉にするだけです。節約料理としてもいいですね。
作り方が超簡単な料理だけど美味しい♪
ツナ缶がある時にぜひ!
まとめ
春キャベツの外側の葉は内側の葉に比べると、食べにくいのは確かです。でも、その分栄養価はぐんと高くなります。
また、本来捨てていた部分で、料理を作れるということは、節約になります。
つまり、外側の葉をつかうことは健康面においても家計においても得になるのです。
今日から、あなたも外側の葉を捨てるのをやめてみませんか?
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