防災セットには現金を入れておくべし、とのことですが、
結局のところいくらの現金を入れておくのがいいんでしょうか?
そもそもなぜ災害時に現金がいるのかもちょっと気になりますよね。
食事や水など物資は支給されるので、あまり必要ないような気がします。
今回はそんな、なぜ防災セットに現金がいるのか、
その理由と現金はいくら入れておくのがベストなのかを紹介します。
防災セットに現金の準備は必要?
実は以外にも、災害時であっても現金は必要なんですよ。
災害の規模によっては、スーパーやコンビニなども、
すぐまた営業再開する場合もあるんですよね。
でも、銀行やATMでお金を下ろそうとすると、
システムが停止している場合が多いので、
お金を下ろすのに時間がものすごくかかるか、もしくは下ろせなくなり、
買い物ができなくなってしまうんです。
そんな場合でも、非常用現金として、
防災セットにいくらかお金が入っているととても安心。
営業再開したスーパーや商店などでも、
必要なものが買える場合もあるし、
公衆電話から家族へ安否確認をする際にも必要なんです。
確かにこうしてみると、防災セットに現金を入れておくのが必須ですよね。
我が家ではまだ防災セットを全然用意していないので、
もしものことが起こる前に、早めに現金も一緒に用意しておこうと思います…。
防災セットの現金はいくら入れておけばいい?
防災セットに入れるのはズバリ、5万円前後はあった方がいいとのこと!
高額だと盗難に遭ってしまう危険性があるんですが、
実際に被災した人の話によると、1~2万円では、
すぐに足りなくなってしまうことがあるんですよね…。
ただしライフラインが途絶えている時は、一万円札があるよりも、
千円札や小銭など細かいお金があった方が、
買い物に行った時でも何かと便利です。
一万札だと細かく崩してもらわないといけないんですが、
被災するとコンビニやスーパーなどでも、
小銭が不足してしまうことがあるんだとか。
そのため、千円札を4~5万円分ほど用意し、
防災セットの中に入れておきましょう。
災害時は1万円札や五千円札は、
一切使えないものと考えておくと良いですよ。
ちなみに、辛うじて交通網が遮断されていなかった場合、
被災地から移動して離れる可能性もあるので、
その際の交通費としても、非常用の5万円前後が役立つわけです。
確かに盗難は心配ですが、それよりも足りなくなってしまうと大変!
盗難が心配な時は、一つのケースに現金をまとめて入れておくのではなく、
いくつかのケースに分けてから、現金を防災セットの中に入れておくと安心ですよ。
そうすれば現金の入ったケースを一つ盗まれても、
あまり痛手にはならないので安心でしょう。
災害時は小銭が助かる いくらあれば安心?
災害時って意外と小銭があると役立つので、
小銭も2~3千円分くらいは用意しておくと安心です。
特に10円玉、100円玉、500円玉ですね。
10円玉は公衆電話をかける時に使うし、
100円や500円玉はコンビニやスーパーで買い物する時や、
コインシャワーを使う時、自販機で買い物をする時に使えますね。
また、1円玉も10円分くらいは入れておくと安心ですよ。
災害時にコンビニやスーパーで買い物する際は、
店側が小銭不足になっていることが多いので、
1円玉など細かいお金もあるとすごく助かります。
やっぱり災害時も意外とお金が必要だったんですね。
ちなみに先ほど現金は小分けにして入れるべし、
と伝えましたが、水に濡れたりすると大変なので、
ジップロックなど防水性のある袋やポーチに小分けにして入れると良いですよ。
災害って本当にいつくるか分からないから怖いですよね。
もしもの時のためにも、普段から備えを万全にしておきたいものです。
まとめ
防災セットに入れておくべき現金は5万円前後。
でも紙幣は全て千円札にして、小銭も数千円は持っておきましょう。
自動販売機や公衆電話は使える可能性もあるので、
10円玉や100円玉が多めにあると安心ですよ。
災害時でもお金はとっても貴重なので、
ぜひ小分けにした現金を防災セットに入れておきましょう。
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