日差しが強くなってきたからと外出用に帽子を買ったのに、子供が嫌がってかぶってくれない、という話をよく聞きます。
ゴムがついていれば簡単に帽子をとることができないだろう!なんていうのは甘いです!いくら小さくても、嫌となったら、なんとしてでも取ってしまうんですよね、これが。
そこで、保育士としての経験から、帽子嫌いの子への対応について紹介します。
帽子嫌いな子供に帽子をかぶらせたい!
帽子、保育園でも1歳前後の子が嫌がりますよ。
かぶせても、すぐにとって、その辺に投げ捨ててありますし、中にはかぶせようとするだけで怒り出す子もいます。
ですが、不思議なもので2歳になる前には、どの子もちゃんとかぶっていられるようになります。
1歳前後の子が嫌がるのは当たり前、という思いでいるので、毎回一応かぶせることはかぶせますが、無理強いはしません。
あまりにも日差しが強い時は「頭アチチになっちゃうよ」などと言いながら、かぶせるようにしますが、それでもとってしまう時は、日陰に避難ですね。
この年の子にいくら言い聞かせようとしても無理なんですよね。
もちろん同じくらいの子でも、帽子を嫌がらずにかぶっていられる子も、いますよ。いろいろな子がいるので、帽子嫌いな子もいれば、当然帽子好きな子もいるんです。たまたま、なんです。
帽子嫌いな子に、あれこれ工夫をして上手くいけばいいとは思いますが、上手くいかなかった場合、頑張った分だけ、がっかり感は相当なものになっちゃいますよね。
1歳前後の子の帽子嫌いは全く問題なし!だと思って、軽く考えて大丈夫だと思いますよ。
この時期は帽子をかぶらせることより、かぶらなくていい方法を考えた方が簡単です。
帽子を嫌がるのはいつまで続く?
保育園では、外に出る時には先生も含め、みんな帽子をかぶるので、周りが見えてくるようになると、自分も!ということで自然にかぶるようになります。また、嫌がったとしても、言い聞かせることも可能になります。
そのようになる年齢が、その子によって違うのですが、おおよそ2歳前くらいでしょうか。
2歳前くらいになって、こちらの話すことが理解できるようになったら、「お帽子をかぶったらお外に行こうね。」と言って、かぶったら外出、というように習慣づけていきましょう。
もちろん、出来たらほめる、これは基本です。
時には気分的なもので「帽子イヤ!」と言うこともあるでしょう。
そんな時は「かぶらないと、お外には行けないの。お帽子が嫌だったらお部屋で遊ぼう!」と言って、室内で過ごしましょう。
そのうち「外出=帽子をかぶる」が習慣になっていきますよ。
帽子をかぶらない子供の日差し対策
帽子を嫌がるからといって、何もかぶらずに真夏の炎天下など外で遊ぶのは危険です。
そこは大人側の配慮が必要になります。
それは
●外遊びは、朝や夕方など日差しの弱い時間帯にする。
●日陰の涼しい場所で遊ぶ。
です。
つまり、日差しの強い時間や場所を避けることです。
これは私個人の考えではありますが、外遊びは確かに健康的でいいとは思いますが、暑いさなか、無理して外に出ることもない気がします。
家の中では持て余してしまう、というのであれば、児童館や子育て支援センターといった施設を活用してみてはいかがでしょうか?
まとめ
帽子をかぶらせたい!というのに、無理してかぶらせなくても大丈夫!では、答えになってないですよね。
でも、この頃の子は、帽子だけではなく、他にもいろんなことで手を焼かせているはず。そんな時に、更に、なんとか帽子をかぶれるように工夫をしましょう!なんて私にはとても言えません。
帽子くらい、かぶらなくてもいいんです、そのうちかぶるようになりますから。
そんな感じで肩の力を抜いてもらえたら、と思います。
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