手作り味噌ってどのくらい日持ちするのか、
イマイチわかりませんよね。
しかも常温で保存してもOK?
市販の味噌だと常温で置いてあるけれど、
手作りの場合は要冷蔵な気がします…。
今回は、手作り味噌をいただいて保存に困っている人のために、
日持ちや腐った時の判断基準、保管の方法を紹介します。
手作り味噌の日持ちはどれぐらい?
手作りといっても、味噌は基本的に塩分が高いし、
発酵されている食品なので、基本的に1年間は日持ちしますよ。
でも、お手製の味噌だと、本当にそんなに日持ちするのか、
やっぱりちょっと不安ですよね…。
お手製と違って市販の味噌は基本的に、
製造する過程で発酵や熟成をするのを止めてしまうため、
比較的に長持ちします。
でも手作りした味噌だと、完成して保管している間も、
熟成や発酵が進んでいくんですよね。
そのため、深い味わいにもなるし、健康にも良いですよ。
ただ、やっぱり市販の味噌と比べると、
あまり長持ちしないんですよね。
それでも、日本で昔から親しまれてきた保存食なので、
正しく保存すれば1年間は長持ちしますよ。
もちろん、保存の仕方を間違えてしまえば、
味噌はカビが生えてしまって、すぐにダメになってしまうので、
大切に保管することが美味しくて健康にいい味噌をキープする秘訣です。
手作り味噌は腐るの?どんな風になったら危険?
味噌はもともと保存食なので、腐るということはありませんが、
保存の仕方を間違えるとカビが生えてしまいます。
手作りの味噌だと保管している間でも発酵が進むため、
白いポツポツしたものが出てくることがありますが、
これは味噌に含まれる酵母菌が発酵したものなので、
食べても害はありませんし、取り除く必要もないです。
むしろ白いポツポツが出てきたということは、
十分に熟成して発酵したという証拠なので、
安心して食べましょう。
また、味噌が黒くなる場合もありますが、
これは味噌の表面が空気に触れて酸化しただけのもので、
カビではありません。
ただし、酸化した味噌はあまり美味しくないので、
表面の黒ずんでしまった部分だけを取り除いておきましょう。
そして最も厄介なのが青かび。
味噌に青っぽいものが生えていたら、
それは青かびが発生してしまったことになります。
青かびは有害なので、絶対に食べないようにしましょう。
もし味噌に青かびが生えていたら、
大きめのスプーンで除去してください。
カビが根っこを張っている場合もあるので、
カビが生えていた下の味噌ごと、
ごっそりすくい取ってしまっていいですよ。
そして、日本酒や焼酎などをスプレーボトルに入れて、
味噌の表面と保管している容器に吹きかけておきます。
最後に味噌全体をかき混ぜる、
撹拌(かくはん)という作業をしておけば、
カビが生えてしまってもまた味噌を美味しく食べられますよ。
ただし、味噌全体から異臭がしたり、
少し食べてみたときに明らかに変な味がしたら、
全部処分してしまった方が良いですね。
手作り味噌保管方法 冷蔵庫に入らない場合どうしたらいい?
味噌は手作りであっても、冷蔵庫に入れなくてもOK!
冷蔵庫に入る大きさでしたら、
タッパーなどに入れて冷蔵保存して大丈夫ですよ。
もし冷蔵庫に入らない大きさの容器に入っている場合は、
湿度の少ない冷暗所で保管するのが一番ですね。
湿度が高い場所に置いてしまうと、
カビが生えてしまうので注意しましょう。
キッチンの隅っこなど、
直射日光の当たらない場所に置いておくのが良いと思います。
もしくは日当たりは悪いけれど風通しのいい部屋などもおすすめ。
念のため、より安心して保存できるように、
手作り味噌にカビが生えないための方法が詳しく書かれているサイトがありましたのでご紹介します。
発酵食の専門家が書かれているので他にも参考になりそうな記事がたくさんありましたよ。
↓ ↓ ↓
「自作味噌”のカビ予防法」丸ごと小泉武夫 食 マガジン
ぜひ参考にして、熟成味噌を堪能してくださいね。
まとめ
手作り味噌は約1年間は日持ちしますよ。
ただしそれには、正しい保管方法をすること。
湿気の少ない冷暗所で保管して、
なるべく空気に触れないようにすれば、
熟成も進んで美味しい味噌を維持できます。
でも、表面が酸化して黒ずんだり、
青かびが生えてしまったら取り除くようにしましょう。
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