PTA役員や町内会の役員は、子どもが学校や地域でお世話になっている以上は、回ってきたら引き受けないといけないなと思ってはいるのですが、やっぱり面倒ですよね。
できれば、本当はやりたくない!どうしてもやらないといけないなら、せめて仕事の少ない役を!と思ってしまいます。
そんな私ですが、なんと3つも役員を兼務することに!!
我が家の子供は小学校6年生と中学校3年生、ちょうど役員の負担も大きい学年なんですよね~。しかも子供会の役員まで!!
そんなことって貴重じゃない!?ということで、その時の状況を書いてみました。
そもそもなぜPTA役員を掛け持ちしないといけなくなったのか
まずなぜ3つも同時に役が回ってきたのかと言えば、私が住んでいる地域では「小学校のPTAと子供会の役」または「小学校のPTAと中学校のPTAの役員」という二つの掛け持ちはそこまで珍しいことではなかったんです。
中には、「どうせやらないといけないなら、一回で済ませよう!」と自ら掛け持ちする人もいます。まぁお仕事している方などは特にそういうこともありますね。
私は当時小学6年生と中学3年生の子供がいました。もともと中学校のPTAと町内会の子供会はすでに決まっていたんですよね。
これはまぁ仕方ないか、他の人もこんなことあるもんね。
なんて思ってました。もちろん自分から立候補というわけではなく、くじで当たったんですが(;^_^Aなので、仕方がないと思いながらもやっぱりしんどいなぁと負担を感じていたんです。
二つも当たってしまったんだから、さすがに小学校では当たらないでしょう
なんて思いながら、最後に小学校のPTA役員の選出日。
学級委員のくじ引きの時に、
「町内会の大きな役を当たってしまったので、小学校のPTA役員のクジは免除してください!」って言うお母さんが現れました。
その時、「私も!」と言いたかったんです。でも見てしまったんです。そのお母さんが辞退を申し出たときの、他のお母さん達の刺すような視線を!!
そんなのを見てしまったらもう何も言えない・・・
普段はニコニコしていてとても優しそうな女性だったのに、なぜ・・・という感じ。めちゃめちゃ怖かった。まさに豹変!!
今でもその時の様子を思い出すとブルっときます。小心者の私が、そんな空気を感じたら、もう何も言えません。
PTAの学級委員選出者はそこそこの人数から2名選ぶので、まぁ当たる確率も低いし、さすがに二つもクジで引いちゃったんだから3つ目はないでしょう。と思っていたんです。
その時は!!
それなのに、まさかの当たり!!
名前を呼ばれて絶叫!!
思わず「えーっっ!!!」と叫んでしまった私に、知り合いのお母さんは大爆笑でしたよ(;´Д`)
「ちょっとクジ運悪すぎるんじゃないの!?」
「今、宝くじ買ったらきっと当たるわ!」なんて、言われちゃいましたが、その後たくさん慰めてもらいましたよ。
でもさすがに3つはないでしょう・・・
と沈んだ気持ちはなかなか浮かんできませんでした。
そんな空気を読んで可哀そうに思ってくれたのかな。一人のママさんが「私も一緒にやるわ!」と自分から引き受けてくださったんです。
当然、二人の役を決めるので、放っておいても誰かはなるんですけどね。自分から一緒にやってあげる!なんて言ってくれるママさんに感動しました。
めちゃめちゃうれしかった♪
彼女が女神に見えました。このママさんのおかげで、私の沈んでいた気持ちが少し軽くなりましたよ。
PTA役員を小学校と中学校、子供会の3つを掛け持ち!心がけたこと
いざスタートすると、予想はしていたけど、想像を超える大変さです。今思い出そうとしても大変すぎて覚えてないぐらいです。
細かいことは忘れちゃったのですが、とにかく
「目の前のことを一つ一つ確実にこなしていこう」と心がけていました。
イヤイヤではありましたが、引き受けたからには「兼務だから忙しくてできません」というのは言わないようにしようと決めました。愚痴も旦那以外には言わなかったです。
幸か不幸か、それぞれの会合や行事が重なることが一度もなかったのもびっくりです。それに体調を崩すこともなかったので、すべて出席することができました。
この時ばかりは私の体力に感謝です。
とはいえ、会合が重なったり、体調をちょっと崩したりした方が、休む理由ができて良かったのかなぁ・・・なんて今ならほんのちょっと思います。やっぱり大変でしたからね。
「大丈夫?この仕事やろうか?」なんて声をかけてくれる優しいお母さんもいました。でもそういう方にかぎって、土日関係なくフルタイムで働いていたり、まだまだ小さいお子さんのママさんだったりと、役員とは違う部分で大変な方だったりするんですよね。
そのため、本当にどうしようもなかったらお願いしよう!とは思っていましたが、とにかくできるだけ自分の仕事は自分でやる!と決めて責任をもってこなしていきました。
優しい言葉をかけてくださると、その分「ばんばろう!」って力が湧きます、不思議と。
PTA役員の掛け持ちは家族の協力が不可欠でした
家族にはしわ寄せがたくさんいったと思います。掃除や料理は手抜きだらけで、家の中は常にゴチャゴチャしていました。
そんな家の状況を見て、最初は自己嫌悪に陥ったり、ストレスをすごく感じていましたが、途中で割り切ることも大事だ!と気づき、そこからはあまり気にしないようにしていました。
夫は仕事が忙しい上に、家事ができない人なんです(言えば動いてはくれるんですけど、やってもらうと仕事が増えるタイプです)
なので代わりにやってもらうこともほとんどありませんでした。でも、家事が手抜き状態でも文句一つ言わないし「大丈夫、大丈夫^^」と言ってくれたのはありがたかったし、救われました。
夫の一番の役割は愚痴の聞き役です。実際、この役割が一番ありがたいし、夫にしてみればなかなか大変だったでしょう。
PTA役員を小学校と中学校、子供会の役員を兼務して
終わってみて、我ながら本当によくやったなぁと思いました。
自分で自分をほめてあげたい!!
って心の底から思いました。
だけど、やっぱり3つ兼務はやらない方が良かったかな。あの時勇気を出して、3つ目は辞退をお願いしてみたら良かったかもって今は思います。
当分役員はこりごりです。
ただ、お母さんの中には3,4年ぐらい連続して、何らかの役をやっている方もいらっしゃるんですよね。それを見ていると、一度に3つやって1年で終わらせた方が私の性格にはあっているかも!?なんて思います。
役員をやって良かったことと言えば、ありきたりですが、多くのママさんや地域の方とつながりができたことです。
専業主婦だけをやっていると、ある程度自分と似た価値観の人と輪ができてしまいがちなので、いろんなタイプの人たちと関わることができて、考え方が広がりました。
「こんな風に考える人もいるんだなぁ」と驚くことがありました。勉強になりましたよ。
それに学校のことや子供の友達関係、地域の情報なども手に入りやすくなり、「得した♪」なんてことも多々ありました。一時は「情報通だね」なんて言われるほど、いろんなことを見聞きすることも(笑)
おわりに
役員の掛け持ちはやっぱり大変でした。
でも一つ一つのことをしっかりこなしていけば、なんとななるものです。
掛け持ちをすることで当分役員をしなくてもよくなったので、長い人生、一年ぐらいはそんな大変なことがあってもいいのかなと今では思っています。
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