節分と言えば、豆まきや恵方巻を食べるのが定番ですね。
でも豆まきと恵方巻を食べることって、
どちらを先にすればいいんでしょうか?
食べる時間帯などに決まりがあるもの?
今回は意外と知られていない、
豆まきや恵方巻の順番を解説します。
豆まきと恵方巻きの順番に決まりはあるの?
結論はズバリ、豆まきをしてから恵方巻を食べる、
という順番が正解ですよ。
豆まきとはそもそも、
節分の時期に現れる邪気を払うという意味を持っています。
2月の節分の頃って、まだ寒さも厳しいし、
体調を崩してしまいやすいですよね。
節分で払う鬼は病気のことでもあるので、
体調を崩しやすい時に豆をまいて、
病魔を退治しようというわけです。
一方、恵方巻とはこれから始まる春を歓迎する、
という意味を込めて食べるもので、基本的に具材は7種類。
つまり七福神をイメージしているんですね。
恵方巻はその年の恵方を向いて一気に食べることで、
福を呼び込むことが出来ると言われているんですよ!
豆まきをして鬼を払った後で、
恵方巻を食べて福を呼び込むというのが正しい順番です。
恵方巻を食べる文化は割と新しいんですが、
今ではすっかり定着していますね。
くれぐれものどに詰まらせないようにして気を付けて食べましょう。
豆まきの正しい時間帯はいつ?
豆まきをする正しい時間帯は夜!
というのも、鬼がやってくるのは日が暮れて暗くなった夜だからです。
お化けも夜にやってくるものなので、
暗くなってから豆まきすると良いですね。
ということで、鬼役のお父さんが仕事から帰ってきてからOKなんです。
ちなみに本来豆まきは、その家の長であるお父さんの役目だったんですよ。
でもいつしか家族向けのイベントになり、
なぜかお父さんが鬼役になるのが定番になってきました。
鬼役のお父さんに豆をぶつけてもいいけれど、
反対にお父さんに花を持たせて、
カッコよく豆をまいて鬼退治をしてもらうのもおすすめですよ。
子供たちからの株も上がるかも知れません。
恵方巻きを食べる時間帯は夕食の時でも大丈夫?
恵方巻を食べるのは豆まきをした後なので、
夕飯の時に食べてももちろんOKですよ。
具材がたっぷりあって豪華な恵方巻は、
とってもボリューミーなので、
これだけでもお腹いっぱいになりそうですね。
その年の恵方とされる方角を向いて、
無言のまま食べていきましょう。
出来ればその時、神様に幸福をお祈りしておくと良いですよ。
でも、恵方巻って太くて食べるのも大変だし、
一気に食べるとなると、ゆっくり味わえないですよね。
しかも何より、恵方巻って1本の値段が結構高いんです!
そりゃあ色んな具材が詰まった太巻きだから、
値段が張るのも無理ないでしょう。
また、サイズも大きいので、
口の小さい子供たちや女性は、特に食べるのが大変です。
でも実は、恵方巻って食べやすい大きさに切って良いんです。
あらかじめ、食べやすい長さに切っておいたものをみんなで食べれば、
一気に食べても大変じゃないし、人数分の恵方巻を買う必要もありませんよ。
また、一気に恵方巻を食べるというのは、
口を絶対に離してはいけない、ということではなく、
他の食べ物を口にせずに、また誰ともしゃべることなく食べる、
という意味なんです。
もちろん息苦しくなったら口を離しても大丈夫なので、
ゆっくり食べてくださいね。
また、子供でも食べやすいように、
太巻きではなく細巻きの恵方巻を作ってあげるのもいいかもしれません。
もともと恵方巻って、関西の遊郭街で始まった座興の一つなので、
そこまで厳しくルールに従わなくても大丈夫ですよ!
まとめ
節分の日は豆まきをしてから恵方巻を食べる、
という順番が正解です。
鬼を払ってから福を呼び込むのが節分の過ごし方なんですね。
豆まきは鬼が出てくる夜になってから行い、
恵方巻は夕飯に食べると良いですよ!
ぜひご家族で楽しい節分を過ごしましょう!
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