沸かしたお茶は常温だと何日くらい保存できるんでしょうか?
夏場は傷むのが早そうだから、そこまで日持ちしなそうですよね。
沸かしたお茶ってサーバーやボトルなどの容器に入れて、
冷蔵庫で保存するのが主流ですが、
やかんに入れたまま保存するのはアリ?
今回は意外と知られていない、
沸かしたお茶の保存の仕方について紹介します。
沸かしたお茶は常温保存だとどれぐらいで飲み切る?
沸かしたお茶はなんと2日くらいで傷んでしまいます!
特に夏場なら半日~1日くらいで傷みかけていくので、
暑い時期は沸かしたお茶を常温で保存するのはとっても危険です。
その日中に飲み切るか、きちんと冷蔵庫で保管するのがいいですね。
実はお茶を沸かすと水道水内の塩素やカルキが抜けてしまうので、
雑菌がとっても繁殖しやすい状況になっているんです。
そんな状態で常温で置いておけば、
お茶が傷んでしまうのも無理はありませんよね。
ちなみに夏場に限らず、冬場でも沸かしたお茶は傷むので、
2~3日のうちに飲み切りましょう。
冬場なら暖房がついてない部屋でしたら、
常温でお茶を保存できますが、
それでも2日以内には飲み切るのが安心ですよ。
暑い時期だと常温保存は絶対にNGなので気を付けましょう。
ただ、冷たい飲み物がダメで、
出来れば夏場でも常温のお茶が飲みたい場合もありますよね。
そんな時は、冷蔵庫で保存しておいた麦茶をマグカップなどに入れ、
レンジで少し温めると良いですよ。
ほんの数十秒加熱すれば、ぬるいくらいの温度のお茶になります。
いちいちレンジで温めるのはちょっと面倒ですが、
冷たすぎないお茶が飲めるし、
常温で保存しなくていいのでとっても安心ですよ
沸かしたお茶はやかんのままで保管しても問題ない?
沸かしたお茶はある程度冷めるまでは、
やかんに入れたままでOK!
ただ、お茶をやかんに入れたまま冷蔵庫に入れたり、
そのままの状態でずっと保存しておくのはおすすめしません。
やかんに入れたままだと、お茶が密封されていないので、
雑菌が入り込みやすくなってしまうんですよね。
そのため、ちゃんと蓋つきの容器に入れた方が良いですね。
それにやかんごと冷蔵庫に入れるのも結構大変でしょう…。
ということで、沸かしたお茶の粗熱が冷めるまではやかんに入れて保管し、
お茶が冷めたらちゃんと蓋つきの飲み物容器に移して冷蔵保存しましょう。
沸かしたお茶が腐るとどうなるの?
沸かしたお茶が腐ると、まず変なニオイがします。
ニオイをかいだだけで、なんだかいつもと違うな、
と分かりますので、きっとすぐに腐ったと判断できますよ。
また、お茶は腐ると酸っぱい味がしてきます。
もしお茶を一口飲んでみて、変な味がしたらすぐに吐き出しましょう。
そして、お茶は腐ると、なんとトロッとした状態になるんですよ!
つまり、異臭や酸っぱい味、そしてとろみがついた状態のお茶は、
100%腐ってしまっていますので、もったいなくても全部捨てましょう。
異臭や変な味がするのはなんとなく予想できますが、
お茶って腐るととろみがつくんですね!
お茶が入っている容器をちょっと振ってみて、
中のお茶が少しトロッとしていたらもう腐っていること確定ですね。
もちろん、これらの腐っている特徴が見られなくても、
沸かしてから数日経ったお茶は無理して飲む必要もないので、
捨ててしまうと良いでしょう。
ちなみに、ペットボトル飲料も直に口を付けて飲んだ場合は、
雑菌が中に入り込んで、1~2日くらいで傷んでしまうのでご注意を。
直飲みしたペットボトル飲料は、
特に夏場は雑菌があっという間に繁殖して、
食中毒を引き起こす原因にもなるので気を付けたいですね。
また、お茶を沸かしたり水出しを作るときも、
ティーバッグは手で直接持って入れるのではなく、
必ずお箸などを使ってやかんや容器に入れましょう。
ティーバッグを手で直に持つと、
手の雑菌がついてお茶が傷みやすくなるのでご注意を!
まとめ
沸かしたお茶は1~2日間で飲み切るのがおすすめ。
夏場に常温保存することはできないので、
常温で置いておきたい場合は1日以内に飲み切るといいですよ。
お茶は腐ると異臭や酸味、とろみがつくなどの特徴が現れるので、
腐ってしまったらお茶は絶対に飲まないようにしましょう。
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