お友達や会社の同僚、家族や親戚…結婚式に招待されると、服装やヘアスタイルをどうしよう、という悩みが待っています。
ドレス、靴、バッグ、ヘアスタイル、アクセサリー…選ぶものがたくさんありますが、選んでいる間はとても楽しい時間ですよね。
ここで問題となるのが、指輪です。
独身なら、ドレスに合わせて自由に選んでいたけれど、結婚したら結婚指輪以外はダメなのかしら?
せっかくだから婚約指輪を付けたいのだけど、大丈夫かなぁ?
こんな悩みにお答えします。
結婚式に既婚者がお呼ばれするとき結婚指輪はつけるべき?理由は?
実は、結婚指輪は、冠婚葬祭どんな場合も身に着けることの許される、特別な指輪です。それは、結婚指輪はフォーマルとして正式な装飾品なので、どのような場で身に付けてもOKとされているからです。
結婚指輪は元々、「魔除けとして信じられ、幸運をもたらす」という意味を持つ装飾品です。今では、キリスト教・イスラム教・神道など、宗教の壁を越えて世界中で身に着けられています。
ですから、結婚式の主賓の2人に幸運をもたらすアクセサリーとして、とても縁起の良いものなので、ぜひ結婚指輪を着用して、結婚のお祝いをしてあげましょう。
結婚式に既婚者が参加 婚約指輪もつけたい!付け方にルールある?
結婚式に参加するゲストのアクセサリーマナーは
・目立たないこと
・花嫁とかぶらないこと
とされています。
ダイヤモンドが輝く婚約指輪は、花嫁のティアラと同様にキラキラ輝くものなので、結婚式に付けていってよいかどうか、悩むところだと思います。
実は、婚約指輪は結婚指輪同様、フォーマルな装飾品なので、着用しても問題ないとされています。(ただし、あまりにも華やかで目立ってしまう場合は、控えた方がいいかもしれません。)
また、既婚者が婚約指輪を身に着ける場合、「結婚指輪との重ね付け」がマナーといわれています。
この「重ね付け」の方法ですが、「結婚指輪の上に婚約指輪」を付けてくださいね。
でも、あまりにデザインのテイストが違うなど、重ね付けをするのはどうも…という場合もありますよね。そんなときは、婚約指輪と雰囲気の合うファッションリングを付ければいいですよ。
結婚式のゲスト既婚者の場合 指輪はどんなのを選べばいい?
最近では、「NO指輪派」と呼ばれる、婚約指輪も結婚指輪も持たない・付けないというご夫婦も増えています。
また、
・指輪を紛失してしまった
・結婚後出産や幸せ太り・ダイエット大成功などの理由で体型が変わった
などといった理由から、結婚指輪を着用できないというケースもあるでしょう。
そういった場合は、今の自分に合ったサイズの「ファッションリング」を用意したら大丈夫です。
「ファッションリング」といっても、いろいろな種類があるので、結婚式ゲストに人気のある指輪を調べてみました。
まず、パールの指輪です。
パールは、結婚式ゲストのアクセサリーの定番で、
「キラキラせずやや控えめな印象を与え、いろいろな服にマッチする」万能アイテム的な宝石です。色は、いろいろなものがありますが、ホワイトやピンクといった、華やかな雰囲気の色が素敵です。
ちなみに、ブラックパールに関しては、
・「黒」という色がお葬式を連想させてしまう、
・お葬式には身に着けないような高価なものなら問題ない、
という風に、結婚式で身に着けること自体に賛否両論あるので、できれば避けた方がよさそうです。
また、サンゴや翡翠(ひすい)、ラピスラズリといった天然石の指輪も、
・とてもきれいだけど、派手にキラキラすることもない
・カラーバリエーションが豊富で、ドレスの色に合わせやすい
という理由から、着用するケースが多いようです。
(ただし、特大サイズの石がついた指輪は避けてくださいね。)
インターネットで検索してみると、結婚式のゲスト用のアクセサリーがたくさん出てくるので、ぜひ素敵な指輪を見つけてください。
まとめ
婚約指輪って、普段はなかなかつけていく機会がないんですよね。
私も、結婚後、何度か結婚式に招待されましたが、結婚指輪のみ付けていき、婚約指輪はお留守番させていました。
実は、結婚指輪と婚約指輪の重ね付け、そんなマナーが存在することすら知らなかったのです。今思うと、なんともったいないことをしたのか、と後悔の嵐です(笑)
残念ながら、今や友人の結婚式に招待されるような年齢でもないですので、次に結婚式に招待されるとすると、親戚の結婚式です。
その時は、ぜひとも「婚約指輪と結婚指輪の重ね付け」をして結婚式に参列させていただこう、と思います。
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