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タケノコの白い粒は何?茹でた後白いのはなくなるの?取り方は?

料理

タケノコの水煮には、
なんだか白い粒みたいなものがついていることがありますが、
これは一体何なんでしょう?

カビや汚れ?食べても問題ない?

出来ればキレイに取り除いておきたいですよね。

そこで今回は、タケノコの水煮にある、
白い粒の正体とその取り方を解説します。

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タケノコの白い粒は何?

水煮のタケノコに付いている白い粒はズバリ、
チロシンというアミノ酸の一種なんです!

カビでも汚れでもアクでもなかったんですね。

タケノコってそもそも、チロシンを多く含んだ食べ物であり、
それを茹でたり水煮にすると、内側からチロシンが溶けだします。

そしてタケノコが冷めると溶けだしたチロシンが固まり、
白っぽい粒になって残ってしまうんですよ。

水煮のタケノコを買ってみて、
白い粒にびっくりした人もいるでしょうが、
チロシンは食べてももちろん害がありません。

というかむしろ、自律神経の乱れを整えたり、
代謝をアップしてくれるとっても体に良いものだったんですよ。

春先になると体調を崩してしまいがちな人もいます。

でもそんな時も、このチロシンを摂ることで、
季節の変わり目で乱れた自律神経を整えて、
免疫力を上げてくれるんですよ。

確かにタケノコって春が旬の食べ物です。

昔から日本では、チロシンがついた旬のタケノコを食べて、
春の不調を乗り越えていたんですね。

私もよく水煮のタケノコに白い粒があるのを見て、
一体何だろう?と思ってたんですが、
まさかとっても体に良いものだとは思いもよらなかったです。

たけのこを茹でた後は白い粒はなくなるの?

チロシンという白い粒は煮たり焼いたり炒めたりすると、
溶けて見えなくなってしまうんですよね。

そのため、チロシンがついていて、
見た目がちょっと気になったとしても、
調理をすれば問題ありません。

そういえば私も、タケノコを炒めてみると、
白い粒が気にならなくなっていました。

チロシンは体に良いものだけれど、
見た目が気になる場合はタケノコを加熱調理するのが安心。

でも、水煮をそのままの状態で食べることって、
あまりないですよね。

ただ、タケノコが新鮮なうちは、
チロシンはうま味成分なんですが、
問題は水煮にしてから時間が経った場合。

例えば、水煮にしておいたタケノコをすぐ使わず、
数日放置してしまうと、チロシンがアクになってしまい、
えぐ味のあるタケノコになってしまう場合もあります。

つまり、水煮のタケノコはすぐに使いきるのが良いんですね。

もちろん、スーパーなどで、
真空状態で売られているタケノコの水煮も、
開封したら早めに使いきるのがおすすめです。

たけのこの白い粒の取り方

最も効果的な白い粒の取り方は、
よく洗い流すことですね。

タケノコを調理しやすい大きさにカットしたら、
ザルに入れて流水でよく洗えばOK!

ただ、チロシンって細かい粒だし、
なかなか取れないことも多いので、
洗い流すのは結構大変かも…。

でも鮮度の落ちた水煮のタケノコであっても、
ちょっとくらい残っているくらいなら、
別に味に大きく影響することはないので、
構わず調理してしまいましょう。

要するにタケノコの白い粒はそこまで気にせずとも大丈夫。

もちろん、鮮度の落ちている水煮のタケノコについてるチロシンは、
出来る限り洗い流してしまった方が理想ですが、
それも忙しい中だとちょっと面倒ですよね。

私も今まで水煮のタケノコを調理していて、
白い粒を取り除いたことがありません。

完成した料理を食べても特に味も気にならなかったので、
手間取る場合は洗い流すのを省いてしまいましょう。

白い粒になったチロシンを必死に洗い流そうとすると、
調理も時間がかかるため、もし気になるのでしたら、
ササっと水洗いしてからタケノコを料理に使うと良いですね。

タケノコ水煮の保存期間は冷蔵庫でどれぐらいもつ?

タケノコの水煮の保存期間は、未開封で1年ほどです。
冷蔵庫に入れずとも常温で保存できます。

開封してしまったらなるべく早く使い切りましょう。
開封してしまったものを冷蔵で保存する時には、タッパーなどの密閉容器に水を張り、そこにタケノコの水煮を入れます。
水は毎日交換するようにしましょう。でなければ腐敗のもとになってしまいます。

空気に触れないようにすればいいので、ラップでぴっちりと包んでしまうという方法もOKです。
これだと水の交換が必要ないので楽ちんですね。


タケノコ水煮は冷凍保存できる?解凍方法は?

水煮を冷凍保存する時には、あらかじめタケノコの水煮を千切り、輪切りなど細かく切ります。
水気をよく切ったらラップで小分けにし、ジップロック袋などで保存するようにしましょう。

使用する時は解凍せず、そのまま加熱して調理するといいでしょう。

タケノコの水煮を冷凍保存した場合の保存期間はだいたい1ヶ月ほどとなります。

まとめ

タケノコの白い粒はチロシンというアミノ酸が溶け出し、
それが固まったものなんです。

体に害はなく、反対に新鮮なタケノコのチロシンなら、
とっても健康に良いんですよ。

しかもタケノコを加熱すれば見えなくなるので、
安心してそのまま調理してOK!

どうしても気になる場合は、
流水で洗い流しておくといいでしょう。

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