忌引き休暇は給料が出ないって普通なんでしょうか?
それなら普通の欠勤とあまり変わらなくなってしまいますよね…。
もし忌引き休暇を取得しても給料が出ないなら、
いっそのこと有給休暇を取得するべき?
今回は意外と知られていない、忌引休暇は無給なのか、
身内に不幸があった場合でも有給休暇を取得すべきか、疑問を解消します。
忌引き休暇は給料が出ないのが普通なの?
忌引き休暇は給料が出るのは出ないのかは、
会社によって様々なんですよね。
もし自分が今勤めている会社は、忌引休暇では給料が出るのか気になったら、
人事部や上司に聞いてみるか、会社の就業規則を確認してみると良いですよ。
多くの会社では忌引休暇でも給料が出る場合もありますが、
もちろん給料が出ない、つまり普通の欠勤みたいになってしまう場合もあります。
また、正規雇用の従業員は給料が出る忌引休暇を取得できますが、
アルバイトや派遣、契約社員など非正規雇用者は、
忌引き休暇を取得できないと決められている会社もあるんですよ。
私が以前バイトで勤めていた大手カードローン会社でも、
やっぱり非正規社員は忌引き休暇が取得できませんでした。
忌引き休暇を含めた慶弔休暇って、本当に会社によって規定が様々。
そのため、もしもの時のために今一度、
勤務先の会社の就業規則や勤務契約内容を確かめてみると良いですね。
忌引き休暇が無給なら有給消化した方がいい?
忌引き休暇が取得できるけれど給料が出ないのでしたら、
有給を使った方が金銭的面ではすごく安心ですね。
ただしそうしてしまうと、旅行や体調不良などで、
いざまた有給を使いたい時に足りなくなる可能性も!
今後の予定も考えつつ、有給を消化するかどうか確かめると良いですね。
また、たとえ給料が出ないとしても、
忌引き休暇の制度があるなら取得した方が良い場合もあります。
忌引き休暇を取得せず普通の欠勤にしてしまうと、身内にご不幸があった場合、
最低でも2~3日は休まなければいけないので、
その休んだ分だけ、人事査定に影響を及ぼしてしまうんですよね…。
つまり、昇給や賞与に関わってしまいます。
忌引き休暇を使えば、給料は確かに出ないかもしれないけれど、
欠勤扱いにはならないので査定に響くことはありませんよ。
ということで、ご不幸があった場合は忌引き休暇を取得するか、
給料が出なくて有給が余っている場合は、
有給を消化してしまうのが安心ですね。
忌引き休暇と有給との違いは?
忌引き休暇と有給休暇の違いはズバリ、
労働基準法で定められているかいないかの違いです。
有給休暇は労働基準法で定められた制度であり、
条件を満たしていれば、正規雇用でなくても非正規雇用でも取得できます。
確かに労働日数や勤続年数などの条件を満たせば、
アルバイトやパートでも有給休暇を取得できますよね。
一方、忌引き休暇というのは法定外、
つまり労働基準法で定められていない休暇であり、
その制度を導入するかどうか、実際に何日休めるのか、
無給か否かも全部、会社の規定によって違ってくるんです。
だから当然、忌引き休暇がない会社もあるし、
あったとしてもお給料が出ない場合だってあります。
忌引き休暇の他にも、リフレッシュ休暇や夏季休暇、
年末年始休暇なども法定外の特別休暇と呼ばれるので、
設けている会社とそうでない会社があります。
特別休暇が設けられていてそれをちゃんと取得できる会社は、
かなり福利厚生が完備されていて、
社員のことを想う良い会社なんでしょうね。
でも、忌引きって本人のせいでもないし、
どうしようもないことなのに、
忌引き休暇がない会社だと本当に困ってしまいますよね…。
やっぱり忌引き休暇がない場合は、有給を計画的に使うようにして、
また事前に勤め先の就業規則もしっかり確認しておきましょう。
まとめ
忌引き休暇は有給休暇と違い、労働基準法で定められているものではなく、
会社によって規定が異なるため、給料が出ない場合もあります!
そのため、給料が出ないなら有給休暇を消化した方が良いですね。
普通の欠勤にしてしまうと、人事査定に響くのでご注意を!
また今一度、自分の勤め先の就業規則を確認し、
忌引き休暇をはじめ特別休暇について確かめておきましょう。
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