鯖は美味しいし栄養もあるけれど、臭みが気になりますよね。
でも鯖の臭みは調理の仕方で消すことが出来ます。
そこで今回は鯖の臭みを消す方法を一挙大公開!
臭みがなくなれば鯖がより美味しくなるので、覚えておくと良いですよ。
鯖の臭み消しに効果があるのは?
鯖の臭みを効果的に消すには、
霜降りという下処理をおこないましょう。
霜降りとは鯖をはじめ、
魚の生臭さの元である血合いをお湯や水で洗い流す処理のことです。
湯引きとも言われることがありますね。
ではまず、その霜降りの手順を紹介します。
・切り身を水洗いする
鯖を切り身の状態にして、
まず水でよく血合いを洗い流しましょう。
十分に水洗いしたら、キッチンペーパーで、
しっかりと水気を拭き取ってくださいね。
・切り身に塩を振る
水気が拭き取れたら、鯖の両面に塩を軽く振り、
15分ほど置いておきましょう。
・お湯と水に鯖をくぐらせる
80℃くらいのお湯が入ったボウルと、
氷水が入ったボウルを用意します。
次に塩を振って15分経った鯖の切り身を再度水洗いして、
先ほどと同じようにキッチンペーパーで水気を拭き取ってください。
そして先ほど用意したボウルに入ったお湯に、
鯖を1~2秒間ほどサッとくぐらせてください。
そうしたら氷水を張ったボウルに鯖を移し、
ぬめりがなくなるまでよく水洗いしていきましょう。
以上が霜降りの手順です。
ちょっと手間かもしれないけれど、
血合いをしっかり洗い流せるし、
水に浸けることで鯖の身も引き締まるので、
うま味が逃げにくいといわれているんですよ!
ちなみにこの他にも、鯖を酒に10分ほど浸しておいたり、
牛乳に浸すことで、臭みをしっかりと消すことが出来ます。
牛乳に浸すという方法は、
レバーを食べやすくするための下処理としても知られているので、
かなり効果がありそうですね。
私はちなみに、魚はお酒に浸すという方法で臭みを抜いています。
鯖の味噌煮などを作る時はぜひ試してみるといいですよ!
鯖の臭いが気になるときの調理法
しっかり霜降りをしても、
まだちょっと独特の臭みが気になる場合もあるでしょう。
そんな時は、生姜や酒を使って臭みを更に消していくのがおすすめ。
特に味噌煮を作る時は、カットした生姜を入れたり、
料理酒を多めに入れて煮ることで、しっかりと臭みを消せるんですよ。
また、鯖を焼いて食べる時は、
焼く前に塩を全体に振っておき、
20分~30分ほどそのままにしておいてから焼くと良いですよ。
鯖料理にシソを添えておいても、
かなり臭みを消すことが出来るのでおすすめ。
魚の臭みって結構薬味を使うことで軽減させられるので、
生姜やネギ、シソ、レモン汁やすだちなども活用していきましょう。
鯖の冷蔵庫での保存の仕方
鯖は切り身かそうでないかによって、
冷蔵での保存の仕方が若干異なってきます。
まず切り身の場合でしたら、
パックに入ったそのまま冷蔵庫に入れておけばOK!
ただし切り身ではなく丸ごと魚のままでしたら、
まず血や内臓を取り除いておきましょう。
血と内臓が入ったままだと傷むスピードが早くなってしまいます。
鮮度を保つためにも、まずはしっかり下処理をしておくと良いですね。
内臓を取ったら、キッチンペーパーを鯖のお腹に詰めておき、
ラップでしっかり包んでから冷蔵しておくといいですよ。
ただし、生魚は基本、買ったその日に食べるのがベスト。
いくら冷蔵してあるとはいえ、
鮮度はどんどん落ちてしまうので、
消費期限はその日中と考えておくのがいいですね。
ちなみに鯖の切り身は、冷凍しておくと2ヶ月ほど保存できます。
塩を振ってから10分置いておくと、
切り身から水分が出るので、それを拭き取り、
ラップとフリーザーバッグでしっかり包み、
冷凍しておくと良いですよ。
あらかじめ調理しやすい大きさにカットしておくことで、
食べる時もすぐに料理に使えてとっても便利です。
まとめ
鯖の臭みを消すには霜降りという、
水やお湯で洗う下処理をするのがいいですね。
他にも酒や牛乳に漬けておいたり、
調理の時に生姜や酒を多めに使うことで、
より効果的に臭みを消せます。
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