手作りのマヨネーズに挑戦する方が増えています。
ですが、「せっかくつくったのにおいしくない!」「市販のマヨネーズの味と全然違う!」「ゆるゆるで固まらない!」「油臭くてとても食べられない。」などなど、残念な声も多く聞かれます。
そこで、マヨネーズづくりに失敗する原因とおいしく作るコツについて紹介します。
手作りマヨネーズがまずい!市販との違いは?
手作りマヨネーズは、卵(卵黄)、酢、油、カラシで、意外と簡単につくれます。でも、思ったように作れず、失敗してしまうことも多いです。
せっかくつくったのに、まずくて食べられなかったという話も、よく聞くのですが、それ程がっかりすることはありませんよね。
では、主にどんな失敗例があるのか紹介しますね。
●材料が交じり合わず分離してしまう
●固まらずに液状になってしまう
●油臭くてまずくなってしまう
以上です。
失敗しないため方法については、後で詳しく紹介します。
ただし、市販のマヨネーズの味を思って作ると、だいぶ違うので、それを頭に入れておいてくださいね。
また、生卵を使うので日持ちしません。冷蔵庫保管で1日~数日なので、ご注意を!
手作りマヨネーズが分離してしまう!どうしたらいい?
手作りマヨネーズの材料が交じり合わず分離してしまう原因は、使用する油を少しずつ入れずに、一気に入れてしてしまうことにあります。
油は、必ず少しずつそそぐようにしましょう!
かき混ぜながら、度々状態を確かめ、クリーム上になっているか確認してから次の分をそそぐようにすると、うまくいくはずです。
本来、油は糸を垂らすように絶え間なく入れていくといいのですが、1人で作る時にはなかなか難しいのですよね。
ですから、「小さじ1杯ずつ入れては50回くらいかき混ぜる」というやり方でやってみてください。
手作りマヨネーズは固まらない!どうしたらいい?
手作りマヨネーズが固まらずに液状になってしまう原因は、卵(卵黄)が冷えていたりして、材料に温度差があることにあります。
材料はすべて常温にしておきましょう。
あとは、混ぜ方です。
切るように力強く混ぜましょう。
生クリームを作る時のように空気を含ませながら混ぜてしまうと失敗するので気を付けてくださいね。
手作りマヨネーズは油臭い!どうしたらいい?
手作りマヨネーズが油臭くて、まずくなる原因は味や匂いに癖のある油や古い油を使うことにあります。
オリーブオイルやごま油、ココナツオイルなどは匂いが独特なので、マヨネーズには合いません。最初は大豆油やコーン油などくせのない油を使いましょう。他に、グレープシードオイルというヨーロッパブドウの種子からとれる植物油もおすすめですよ。
あとは、出来るだけ新しい油を使いましょう。もちろん油だけでなく、卵も新鮮なものを使ってくださいね。
まとめ
おいしい手作りマヨネーズの作り方をまとめました。
①常温に戻した卵黄をよく混ぜたら、油を小さじ1杯ずつ垂らしては50回くらい切るように力強く混ぜ合わせて、油と卵黄をなじませます。
②油を増やしていくと、だんだんと固さが出て来てつやも増します。
固さが安定して来たら一度に入れる油の量を小さじ2~3杯に増やしてもいいです。
ただしそれ以上は増やさずに、少しずつ油を入れては50回かき混ぜることを繰り返します。
③固さがしっかりしてくるまで、根気よくかき混ぜます。
④次にお酢も油と同じように、小さじ1杯ずつ入れては、しっかり混ぜてなじませて・・を繰り返します。
⑤お酢は入れるたびに少しずつ全体がゆるくなります。味を見ながらこれでよし!と思ったらそれで終わりです。あとはカラシで味を調えて出来上がりです。
失敗することの多いマヨネーズづくりですが、この方法が一番失敗なく作れますよ。ぜひ試してみてください!
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