初節句を迎えるけれど、鯉のぼりと五月人形、
どちらも飾った方がいいのか迷いますよね。
必ず両方を飾るべきか、それとも片方だけでもいいのか…。
でも片方だけを買うとなったら、
鯉のぼりと五月人形のどちらを選ぶべきかも悩みどころ。
そこで今回は、初節句を迎えるお子さんがいる親御さんのために、
鯉のぼりと五月人形は両方必要か、
どちらか片方だけでいいのかを解説します。
鯉のぼりと五月人形はどちら一方だけでもいい?
鯉のぼりも五月人形も出来れば両方飾ってあげるべきですが、
住宅事情や経済的な理由もあるでしょうから、
無理に二つとも飾る必要はありませんよ!
実際、私の実家でも、男兄弟がいたのですが、
鯉のぼりしか飾っていませんでした。
最近は家が手狭なことを理由に、
ひな祭りに雛人形を飾らないという家庭もあるので、
鯉のぼりと五月人形の両方を飾れない場合は、
どちらか片方だけにしてしまいましょう。
そうすれば収納場所や置き場所に困る心配もないし、
高額な出費も避けられますよね!
どうしても両方飾りたい、もしくはお子さんが大きくなって、
両方を欲しがってしまったのでしたら、
ミニサイズの五月人形や兜の置物と鯉のぼりを買ってあげると良いでしょう。
ここ数年で、狭小住宅向けの五月飾りもあるので、
その購入を検討してみてください。
中にはそこまで高額じゃないものもあるので、
両方買ってあげられますよ。
鯉のぼりと五月人形買うならどっちがおすすめ?
鯉のぼりと五月人形、片方だけを買うとなったら、
どちらにするか迷いますよね。
もし自宅が一軒家で庭もあり、
鯉のぼりを飾れる場所があるのでしたら、
鯉のぼりを選ぶと良いですよ。
反対にマンションなどの集合住宅住まいでしたら、
室内で飾れる五月人形や兜がおすすめ。
また、お子さんの出世を願う場合は鯉のぼりを、
健康にすくすくと育ってほしいと願うなら五月人形を選ぶ、
という方法もありますよ。
このように、鯉のぼりにも五月人形にも、
それぞれ意味が込められていたんですね。
でも、せっかく出世を願って鯉のぼりを買ってあげても、
飾れる場所がないと意味がありませんよね…
しかも鯉のぼりは、飾ったり設置したり、
片付けるのも何かと大変なんです。
そのため、個人的には五月人形の方が無難かも。
もちろん先ほども説明したように、
ミニサイズの鯉のぼりの置物でしたら、
どんな住宅でも室内に飾ることが出来るのでおすすめですよ!
鯉のぼりと五月人形 それぞれの意味は?
端午の節句といえば、鯉のぼりや五月人形を飾るのが定番ですね。
では、それぞれどんな意味を持っているんでしょうか?
まず鯉のぼりは、流れの激しい滝をのぼった鯉が龍になった、
という中国の故事が由来です。
また、鯉が龍になり天へとのぼるという伝説は、
出世を意味するので、鯉のぼりを飾ることで、
将来男の子が出世をして立派な偉い人物になれるように、
という願いが込められているんですよ。
そして五月人形は、男の子が病気になったり事故に遭ったりするなど、
災厄から守ってくれるためのものなんですよ。
また、そのむかし武家で男児が誕生すると、
その子が初陣で身に着けるための鎧兜を用意した、
という風習がありました。
この風習は当初、武士の家でのみおこなわれていたんですが、
だんだん庶民の家庭にも広まり、端午の節句には、
五月人形や鎧兜を飾るという文化になっていったんですよ。
鯉のぼりも五月人形もとっても大切な意味を持っていますが、
もちろんどちらか片方だけを飾ったからといって、
お子さんが将来出世できなかったり、
病気やケガをしてしまう、ということはないので安心してくださいね。
あくまで願掛けですから。
まとめ
鯉のぼりと五月人形は両方揃えなくても、
どちらか片方だけでもOK!
どうしても両方飾りたい時は、
ミニサイズの鯉のぼりの置物や五月人形を購入するといいでしょう。
どちらを飾るかは、一軒家か集合住宅か、
広いか狭いかなど、住宅状況に応じて決めるといいですよ。
また、鯉のぼりは出世を願い、五月人形は健やかな成長を願う、
という意味もあるため、どちらを飾るか、
選ぶ時の参考にしてみてくださいね。
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