五月人形は一軒家だとどこに飾ると良いんでしょうか?
1階に置き場所がなかったら2階に飾っても良いのか、
置き方や置き場所に何か決まりがあるのかも気になりますね。
そこで今回は、五月人形を飾る時の置き場所選びや、
置き方の注意点を解説していきます。
五月人形の置き場は一軒家だと二階に飾ってもいい?
一軒家の1階に五月人形を置く場所がない場合は、
二階に置いてしまっても全然問題ないですよ。
基本的に五月人形って、一軒家なら1階に置くべき、
という決まりはないんです。
ただ、お子さんの成長を見守ってもらうという意味があるので、
家族が集まるリビングに置く場合が多いんですね。
最近ではリビングが二階にある一軒家も多いですから、
五月人形を二階に飾るということはおかしなことではありませんよ。
安心して五月人形を二階に置きましょう。
五月人形の置き場所に決まりはあるの?
先ほど、五月人形はリビングに置くことが多い、
と説明しましたが、もちろんリビングでなくても、
子供部屋だったり寝室だったり、玄関に飾ってもOK!
それこそ昔は和室の床の間に五月人形を飾る家庭が多かったんです。
でも現代では床の間のある家庭の方が珍しいので、
飾りやすい場所に置いて大丈夫ですよ。
アパートやマンション、もしくは狭小住宅だと、
五月人形を置く場所にかなり苦労するので、
カラーボックスや衣装ケースを重ねて、
その上に置いてしまっても良いんです。
私の友人宅は雛人形を玄関に飾っていたりするので、
五月人形って置き場所はかなり自由だったんですね。
ただし、五月人形は昔から東向き、
もしくは南向きが良いとされています。
端午の節句ってお祝いの行事であり、
五月人形もある意味、お子さんの守り神、
つまり神聖なものという見方があるので、
神棚と同じように、東や南を向いた状態で飾るのが理想なんです。
でもこれもあくまで理想なので、
ちょうど良い東や南向きの置き場所がなければ、
やむを得ず北向きや西向きになってしまっても大丈夫ですよ。
ただ、出来れば南や東を向く場所に置けるとなお良いですね。
五月人形を飾る時の注意点
五月人形を飾る際の注意点をまとめたので、
ぜひ置く前にチェックしておきましょう。
高すぎるところに置かない
タンスやキャビネットの上に置くのも良いですが、
あまりにも家具に高さがあると、飾るのが大変だし、
地震が来たり、タンスの開け閉めで落下したり倒れてきてしまいます。
何よりせっかく飾った五月人形が見えないとつまらないですよね。
そのため、高すぎる場所には飾らないのがおすすめです。
お子さんが小さい場合は手の届かない所に置く
まだお子さんが小さく、なんでも触ろうとしたり、
口に入れてしまうような年齢でしたら、
お子さんの手の届かない場所に置くと良いですね。
五月人形は尖った飾りや小さな部品も多いです。
うっかりお子さんが怪我をしたり、誤飲してしまったり、
五月人形を倒して壊してしまったら大変です!
そのため、お子さんの背丈よりも高い場所に置くのが無難ですね。
湿気が多い場所や直射日光に当たる場所には置かない
基本的に五月人形の置き場所は決められていませんが、
洗面所やトイレ、キッチン付近など、湿気が多い場所はNG!
また、直射日光が当たると色褪せてしまうのでやめましょう。
そしてエアコンの風が直で当たる場所も、
乾燥によって五月人形の劣化を招く場合もあるので、
出来れば置かない方が安心ですよ。
また食卓も五月人形を濡らしたり汚したりしてしまうので、
置き場所にしない方が良いですね。
定期的にお手入れをする
五月人形は期間限定とはいえ、
端午の節句の時期はずっと飾ったままにしておくので、
ホコリを払ったりなど手入れが必要。
また、装飾に使われている金属部分も、
手垢や皮脂で汚れてしまったりするので、
柔らかいクロスなどで優しく拭いておくと良いですね。
大切な五月人形なので、飾っている間もしっかりメンテナンスしましょう!
まとめ
五月人形は基本的にどこに飾るべき、
というルールはありませんが、
湿気の多い場所や高すぎる場所、
小さいお子さんが触れてしまう場所は避けましょう。
また、方角は東か南を向ているのが良いとされますが、
難しければあまりこだわらなくても大丈夫ですよ。
そして飾っている間は、定期的にお手入れをしておきましょう。
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