最近は干し芋に人気が出てきて、通販で取り寄せている人も 多いようです。
そこで、干し芋の販売時期や特産地他、美味しい干し芋通販の業者さんなどをご紹介します。
干し芋の販売時期はいつ頃?シーズンオフは買えないの?
干し芋の販売時期は10月ごろから始まり、12月にピークを迎えます。
しかし、シーズンオフでも買うことができます。
それは、サツマイモは長期保存ができることと、寝かせることでさらに甘みがましますから、大手の干し芋業者では、冷安室でサツマイモを寝かせて1年中出荷できる体制を取っているからです。
干し芋が美味しくて有名な特産地は?
サツマイモの生産量が一番多い県はその名のとおり「薩摩(さつま)の国」鹿児島県で、次に茨城県でその次に千葉県と続きます。
鹿児島県がさつまいもの生産量が一番多い理由は、「水はけの良い火山灰土壌がさつまいも栽培に適している」ことと「地下茎のため、台風の影響を受けにくい」ということだそうです。
しかし、鹿児島県で生産されるサツマイモの約半数が芋焼酎に使われています。
それに対して茨城県のサツマイモのほとんどが干し芋に使われて、なんと干し芋の生産量の9割以上は茨城県で作られたものです。
干し芋の特産地として有名なのは茨城県ですが、しかし、干し芋の美味しさでおすすめは、なんといっても静岡県は御前崎市の隣の牧之原市地頭方【銀篭園】です!
銀篭園さんの干し芋のことはツイッターでフォロワーさんと干し芋が話題になった時に偶然知りました。
御前崎市は干し芋発祥の地で、銀篭園さんは日本最古級の干し芋農家です。
干し芋は健康に良いので、自分で干し芋を作っていますが、たま~に通販の干し芋を取り寄せて干し芋作りの参考にしています。
しかし、今まで銀篭園さんの干し芋ほど美味しいのを食べたことがありません!
ツイッターで偶然に銀篭園さんの事を知り、何気に取り寄せた干し芋でしたが、絶妙な甘さと柔らかさで感激の美味しさでした!
でも、銀篭園さんの干し芋には白い粉がついていません。
そこで、スーパーで売っている干し芋にはない柔らかさのことなども含めて、なぜ白い粉がついていないのか問い合わせてみたところ、次のような回答が返ってきました。
以下は焼き芋業者さんからの回答ですが、美味しい干し芋を作るための業者さんの苦労が忍ばれて参考になると思いますから、そのままコピペしますね。
その分どうしても賞味期限が短めになってしまう傾向がありますので冷蔵や冷凍での保存をオススメしています。
確かに絶妙な干し時間というものは非常に難しいですね。最終的な好みは人によりけり、にもなってしまします。うちの場合は祖母をはじめ、製造担当者が付きっきりで干し芋の様子・乾燥具合を確認しています。
食品乾燥機を使用する大手メーカーでも一度は天日干しの工程を挟むともいいます。それだけ自然の太陽光の力は大きいようです。
銀篭園さんの干し芋に白い粉がついていないのは硬くしないように、干し時間を短くしてあったのです。
白い粉は糖分が乾燥して結晶となって表面に出るのですから、干し時間が少ない干し芋の糖分は芋のなかにそのまま残っていて、絶妙な甘さと柔らかさだったのです。
また、銀篭園さんの干し芋はオール天日なのでよけい美味しいのです。
稲作農家でも、出荷用は農協の大型乾燥機で乾燥させますが、自分の家で食べる分は昔ながらに「はぜ」にかけて天日で干している農家もあります。
天日って、こんなにも食べ物を美味しくさせる力があるのですね!
干し芋の美味しい食べ方は?
トースターで軽く焼くと香ばしくてお芋の甘い香りが広がります。
甘みもさらに増します。
やわらかい干し芋が好きな人は、焼く前にちょっと濡らすとしっとりとした柔らかい干し芋が食べられますから試してみてください。
そのほか、電子レンジでチンすると簡単なのでおすすめです。
干し芋は温めた方が柔らかくて、そして甘みがまして美味しい干し芋が食べられます。
ちなみに、干し芋はサツマイモを蒸かして自分で作るのもいいですよ。
さらに美味しい手作りの干し芋が食べたい人におススメは、市販の焼き芋で作るとプロに負けない美味しい干し芋ができます。
焼き芋そのものが美味しいのですから、美味しい干し芋が簡単にできます。
後は干しすぎないことです。
作り方は下記の通りです。
1、焼き芋の皮をむく
2、そのままスライスするか、あるいはスナック感覚で食べられるようにスティック状に切る
3、網やざるに並べて、毎日芋を裏返しながら干す
4、4日ほど干してできあがり!硬い干し芋が好きな人は、好みの硬さになるまで干す
上記のようにして、手作りの美味しい干し芋を作ってみてください。
まとめ
干し芋を自分で作れば無加糖で自然の甘さの、健康に良いおやつとして食べることができます。
食の安全が心配されている今、子供さんには特に食べさせてあげたいですね。
コメント