寒い冬になると空気も乾燥し加湿器を使うという人も増えてきますよね。
加湿器には気化式、スチーム式、ハイブリット式、超音波式
の4種類があるのをご存知ですか?
その中で細かい水滴(ミスト)を出すイメージで
電気料金もあまりかからない事から愛用している人も多い超音波加湿器。
多くの人が使っている加湿器ですがしっかりと掃除をしないと
逆に体に害を与えてしまうのを知っていますか?
空気中を良くしてくれる働きのある加湿器なのに
掃除をおろそかにしてしまう事で
体へ悪影響を及ぼす何て事になったら嫌ですよね。
そこで今回は超音波加湿器の掃除の仕方や掃除の頻度、
また超音波加湿器の欠点でもある白い粉の原因と対策について紹介します。
加湿器の掃除の仕方 超音波式の場合はこうすればいい
まず加湿器の注意点として先程からもお伝えしているように
こまめに掃除し清潔にしないと逆に体に悪影響をもたらすという事が挙げられます。
また、今回紹介する超音波式加湿器ですが
安全性が低く、他の加湿器に比べより丁寧にお手入れを行う必要があります。
加湿器の掃除はしっかりとしろ!っと言われても
実際どのように掃除をしたら良いのか分からないという人も多いかと思います。
早速、超音波加湿器の詳しい掃除方法を紹介していきます。
<掃除の際のポイント>
1.毎日水を入れ替える
超音波加湿器はコンパクトサイズの物もあれば大容量の物のあります。
サイズが小さければもちろんタンクの容量も少ないので
水も大体1日程度でなくなるかと思いますが
大容量の物もあるのでコンパクトでも大容量でも水は毎日入れ替えましょう。
2.残った水は捨てる
水を毎日入れ替えると言いましたがその際に水が残っていても
バイ菌が残っている事もあるので注ぎ足しはせず水は全て捨てるようにしましょう。
3.全体をアルコール殺菌
安全性をより高める為、水を入れ替える際には
全体的にアルコール殺菌も行う事をおススメします。
4.3日に1回タンクを洗う
パッと見て綺麗に見えても部屋に置いているものには
ホコリが付いている事もあります。
ですので3日に1回程度はタンクの掃除をするようにしましょう。
5.1週間に1回は加湿器全体を洗って乾かす
加湿器を綺麗にする為に水洗いを行いますが
意外に大事なポイントは「乾かす」ということです。
乾かす際には風通しが良く日の当たらない場所で乾かしましょう。
またその他にも、掃除をする際のポイントとして
大切な事はシーズン外の保管方法です。
この片付けて(掃除をして)保管する際のお手入れで
来シーズンに使用する時の清潔さも変わってきます。
毎日のお手入れも大切ですが加湿器を長く使う為にも確実な掃除を行い
シーズン外の保管もしっかりと行いましょう。
ポイントとしてはしっかりと洗い完全に乾かす事です。
少しでも濡れていると保管する箱の中でカビやバイ菌が繁殖することがあります。
なので洗う際にはぬめりをしっかり落とし
使っていない、いらなくなった歯ブラシ等で細かい部分もしっかり洗い
風通しが良く日の当たらない場所でしっかり乾かし
なるべく湿気が少ない所で保管するようにしましょう。
<掃除手順>
今紹介してきたポイントを踏まえた掃除の手順は
1.残っている水は全て捨てる
2.タンク掃除
タンクに少量の水を入れて3~4回ぐらいふり洗いする。
また、タンク内の掃除は水筒やペットボトルを掃除する時に使用する
スポンジを使って掃除すると隅々まで綺麗にすることが出来ます。
3.本体内側の掃除
本体の内側を掃除する際は柔らかい布を使って全体を拭きます。
4.振動板の掃除
本体の内側には振動板という超音波を発生させる部品が付いています。
その振動板も掃除していきますが振動板はとてもデリケートな部分ですので
掃除をする際には柔らかい布またティッシュなどを使って優しく拭いて行きましょう。
5.本体の外側を掃除
本体の内側の掃除も大切ですが本体の外側の掃除も重要となってきます。
本体の外側を掃除する時はタオルを使って全体を拭きます。
このとき、タオルの半分は水で濡らして水拭き用にし
もう半分は水で濡らさず乾拭き用にするとタオル1枚で済むのでおススメです。
また、噴射口は水が残りやすいので、しっかりと拭くようにしましょう。
【おススメの掃除道具】
加湿器を掃除をする際に便利な掃除道具を紹介します。
・綿棒
綿棒は柔らかい素材が特徴です。
その為、デリケートな振動板そして細かな汚れを掃除するのに役立ちます。
・歯ブラシ
タンクの入り口やキャップまた本体内側の隅などの汚れをかき出す際に役立つ便利アイテムです。
綿棒、歯ブラシともに細かい部分を掃除するのに便利なアイテムです。
・クエン酸
タンクは使っているうちに水垢やカビが付着してしまうこともあります。
そんな水垢やカビを掃除する時に活躍してくれるアイテムがクエン酸です。
ちなみに私はお風呂の水垢やカビを掃除する際にクエン酸を使用しています。
<使用方法>
1.大きなバケツにぬるま湯を入れクエン酸を溶かしクエン酸水を作る
※だいたいぬるま湯3リットルに対してクエン酸20gが適量です
2.クエン酸水が出来たらタンクを30分浸けて放置
クエン酸水に浸ける事で汚れが落としやすくなります。
超音波式加湿器の掃除の頻度はどのぐらいのペース?
掃除方法も気になりますがさらに気になるのが掃除の頻度。
基本的に説明書などでも推奨している頻度が1週間に1回です。
しかし使っている人の中には
・2日目にタンクの中がヌメッとした
・3日放置しただけでピンク色の汚れが付く
などの意見もあります。
よっておススメしたい掃除頻度は「毎日」です
理想は毎日必ずタンクの水を全部捨て
タンクの中を洗剤を付けたスポンジで洗うのが理想です。
しかし忙しく毎日掃除するなんて無理!という方もいるかと思います。
そんな方は1日置きや2日置きなど出来るだけ短い期間で
自分の出来る範囲で掃除をしましょう。
超音波加湿器からでる白い粉の正体は?対策法はない?
超音波加湿器を使っていてふと気づくと
フローリングの上に白い粉のようなものが付いているといった
経験をしたことがある人もいるかと思います。
この白い粉の正体気になりますよね。
白い粉の正体は
「水道水に含まれるカルシウムやナトリウムなどのミネラル分が浮き上がったもの」で
カルキやミネラル分、鉱物成分などの結晶として現れるものが
ミストとともに床面や周囲に付いたと考えられます。
色々な成分があったり難しい話のように聞こえますが、人体には無害なので安心して下さい。
しかし超音波加湿器を使うたびに白い粉がフローリングに付いてしまうなんて
掃除も大変だし何とかしたいですよね。
【対策】
1.フィルターやカードリッジを使い、白い粉が出ないようにする
2.水道水の代わりに蒸留水を使う
蒸留水はカルキやミネラル分が飛んでいるので、白い粉は出ないと考えられます。
しかし水道水を蒸留するには手間や電気代を考えないといけません。
3.水道の蛇口に浄水器を付ける
浄水器にすれば、水道水からカルキやミネラル分を取り除いてくれ白い粉は出なくなるでしょう。
しかし浄水器にしてしまうと水道水の消毒成分も一緒に取り除いてしまうので
加湿器のタンクの中に菌が繁殖しやすくなります。
菌が繁殖した上で加湿器を使うと部屋に拡散してしまう事も考えられ健康的に危険性があります。
対策としては上記で挙げた事がありますが
2と3は白い粉の対策にはなりますがその他のリスクをあるのであまりおススメはしません。
一番良い最終手段としては白い粉を対策するには
超音波式加湿器でないものに交換する事が無難と言えます。
加湿器には気化式、加熱式、ハイブリッド式、超音波式の4種類ありますが
その4種類の中でコストパフォーマンスにも優れ、白い粉が出ない加湿器は
気化式なので気化式の加湿器はおススメです。
まとめ
今回は、超音波加湿器の掃除の仕方と掃除の頻度
そして超音波加湿器の欠点でもある白い粉の原因と対策法について紹介しました。
空気を綺麗にしてくれたり潤して活躍してくれる加湿器が
きちんと掃除をしない事で逆に体に悪影響を及ぼすなんて事になったら嫌ですよね。
そうならないようまた常に綺麗な状態を保つ為にも
是非、この記事を参考にしてみて下さい。
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