日本の食文化は料理だけでなく、器にこる事でも海外で有名になっていて、その美意識は高く評価されています。
普通のお皿でも間に合う蕎麦などでも、竹ざるにいれて出すと見た目が美しくオシャレに見えるだけでなく、美味しそうにも見えますよね。
ただ、竹ざるはカビがつきやすいうえ、カビには根っこがありますから、落すのが大変です。
そんな竹ざるのカビの上手な取り方や、お手入れの仕方、そして保管法などをご紹介します。
竹ざるについたカビの取り方
オシャレな竹ざるも、カビがつきやすいのが難点です。
そのため、竹ざるを使ったらよく乾燥させてから風通しの良い場所に保管してください。
竹ざるにカビがついたときは次のような方法でカビを取ります。
・表面のカビを中性洗剤で洗い流す
カビがまだ表面だけの場合は、中性洗剤で洗うだけで落ちます。
・紙ヤスリ
中性洗剤で洗ってもカビ落ちないときは、紙ヤスリで削ります。
様子を見ながら少しずつ削りますが、カビが竹中まで浸透している場合は処分した方が良いです。
特にアレルギーのあるお子さんがいる家庭では、カビが落ちない竹ざるの使用は避けた方が無難です。
使用するときに、100度以上の熱湯を竹ざるにかけたり浸けておくと、竹ざるゆがんだり、割れやすくなってしまいますから、その点にも注意をしてください。
竹ざるの手入れの仕方 洗うのは中性洗剤でいい?
竹ざるは手入れの仕方でカビもつかず、キレイな状態を保つことができます。
★初めて使うときの注意
竹ざるを初めて使うときは、臭いが気になる事があります。
仕上げ方によって臭いますが、臭っているときはお米のとぎ汁に3時間ほど浸けてからぬるま湯で洗い流すと臭いが消えます。
その後日陰干しで良く乾かしてから使ってください。
★手入れの仕方
は、竹ざるの多くは塗装をしてない竹製品ですから、乾いたままで使うと食品の汚れなどを吸収してしまいます。
それを防ぐには、使う前に水で濡らしたり食用油を少し塗っておくと、竹ざるを使った後に洗うときに簡単に汚れが落ちます。
竹ざるを使った後は中性洗剤を使って洗います。
ただ、長時間水に浸けておくと竹が変形したり割れてしまいますから気を付けてください。
タワシやクレンザーなど削れるもので洗うと、竹に傷がついてしまいますから柔らかなスポンジで洗います。
・よく乾かす
水分が竹ざるに残っていると黒カビの原因になります。
そのため、中性洗剤でスポンジを使って優しく洗った後は、よく乾かす事でカビがつくのを防げます。
しっかり乾燥させる事が大事ですが、ただ、直射日光で乾かすと竹ざるが反っていびつな形になってしまいますから風通しの良い場所で日陰干しにします。
竹ざるの保管方法 どこにどうやって収納する?
竹ざるが大事と思えば収納するときも丁寧に包みがちですが、収納するときにビニール袋に入れると湿気がこもるので、カビがついてしまいますから入れないでください。
戸棚にしまうときは、下の棚は湿気がこもりやすいので、一番上の棚に入れます。
カビが生えることを心配して、フックにかけて保管している人もいます。
私が竹ざるを買うときも「埃がついても落ちるけれど、カビは落ちません」と、お店の人に言われましたが、フックにかけて保管が一番いいようです。
でも、竹ざるをフックにかけておくのが落ち着かなくて、レンジフードの横の吊戸棚に保管しています。
また、エアコンやストーブなどの熱が直接当たる場所に保管すると、変形したり色落ちの原因になりますから避けてください。
まとめ
竹ざるでおそばが出てくると、日本風で風情があっていいですよね。
上品で、おそば屋さんで食べているような気分になれ、竹ざるに盛って出すことで、美味しそうにも、オシャレにも見えるメリットがあります。
竹ざるは色々な形のものがありますから、ポプリを入れたり、パーティーなどでパンやお寿司を入れて出すとオシャレな演出ができますから、竹ざるを楽しむのもおすすめです。
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